専門外来

尿路結石外来

尿路結石外来

食の欧米化、生活様式の変化に伴い、尿路結石にかかる方が老若男女問わずここ10年で著しく増えてきており、日本人が一生涯に尿路結石にかかる割合は10人に1人といわれています。また一度、尿路結石になると再発率が高く、5年以内に2人に1人が再発します。内科的な持病(尿酸値が高い、メタボリックシンドロームなど)をお持ちの場合は尿路結石になりやすいため、そういった病気も同時に治療していく必要があります。そのため、当クリニックでは尿路結石外来を設けております。診療時間内であれば、随時受付けしております。

尿路結石が発生しやすい部位

尿路結石の検査と治療

必要な検査

初診時には、まずは問診、尿検査に加えてレントゲン検査や腹部超音波検査を行います。
その上で、更に精査が必要な場合には、採血やCT検査を考慮します。

尿路結石の治療

結石サイズが小さい場合には、鎮痛薬や飲水などの経過観察にて自然に排石することが可能です。
結石の種類、尿の性状によってはお薬を使うことで、結石を溶かして排石しやすく出来る場合もあります。
結石サイズが大きく自然排石が困難な場合は手術を検討することになります。体の外から結石に合わせて衝撃波を当てて石を砕く体外衝撃波結石破砕術や、細い内視鏡を用いて直接レーザーで結石を破砕する経尿道的尿管結石砕石術などがあります。